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「世界に美しい花を」共催社と開催コースがHanasaka Ladiesに込めた思い

「世界に美しい花を」共催社と開催コースがHanasaka Ladiesに込めた思い

配信日時:2022年4月18日 10時31分

左から優勝した脇元、ヤンマーホールディングス(株)代表取締役・山岡氏、ローアマの永田
左から優勝した脇元、ヤンマーホールディングス(株)代表取締役・山岡氏、ローアマの永田 (撮影:鈴木祥)
ステップアップツアーの第2戦『Hanasaka Ladies Yanmar Golf Tournament』は、トータル7アンダーまで伸ばした脇元華がうれしい国内ツアー初優勝を挙げた。終わってみればアンダーで終えたのは脇元、2位の西山ゆかり、3位タイの金田久美子と篠崎愛のわずか4名のみ。舞台となった琵琶湖CCの難易度が際立った大会となった。

3日間すべてでアンダーパーを出したのは脇元ただ一人だった。西山&金田というレギュラーツアーで優勝経験もある実力者たちとの最終組で、一時は4打差をつけた脇元は試合後にこう振り返った。

「コースが難しいのでまったく気が抜けなかったですね。一緒の人たちも実績がある方ばかり、簡単に勝てるイメージはありませんでした。このコースの、このセッティングで3日間アンダーパーを出せて勝てたのは本当にうれしかったし、すごく自信になりました。レギュラーツアーでも早く勝ちたいと、より強く思えるようになりました」(脇元)

3日間晴天に恵まれ、グリーンのコンパクションは24以上。硬く締まったグリーンはショートアイアンでないと止めるのが難しく、また2020年の改修を経て生まれ変わったアウトコースの琵琶湖コースは小さな傾斜が増え、ライン読みに苦戦するプロが続出した。14年には日本女子オープン、21年には日本オープンの舞台となった名門・琵琶湖CCの戦略性の高さは折り紙付きだが、ステップの選手たちには大きな刺激となっただろう。

「グリーンの周囲はメジャー並みのセッティングでした」(金田)、「このコースでスコアが出せれば、上に行ってもすぐ通用すると思います」(西山)と、レギュラーツアーで優勝経験のある選手たちはスコアメイクに苦労しながら、同コースのような戦略性の高い舞台で戦うことの必要性を説いた。飛距離、アイアンのコントロール、そしてパッティングの技術、すべてが揃わないとこのコースでいいスコアは出せないのだ。

ツアー7勝の実力者で、この試合では5位に入った吉田弓美子はこう言った。

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