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15番で痛すぎるトリ… 森井あやめは1打差惜敗に涙

15番で痛すぎるトリ… 森井あやめは1打差惜敗に涙

所属 ALBA Net編集部
間宮 輝憲 / Terunori Mamiya

配信日時:2019年8月3日 07時14分

カストロールレディース 最終日◇2日◇富士市原ゴルフクラブ(千葉県)◇6,506ヤード・パー72>

最終日に逆転への執念を見せた森井あやめ。首位と3打差の3位タイでスタートすると、前半から立て続けにバーディを奪い、優勝した井上りこの背中を最後まで追いかけた。

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そんな森井が「もったいなかった」と悔やんだのが15番のパー4。この時トップの井上に1打差まで迫っていた。しかし、ここでのティショットを右のバンカーに入れてしまうと、脱出を図ったセカンドショットがアゴにぶつかり、再びボールは足元へ。さらに続くショットもアゴに当たり、今度はボールが後方へと飛んで行った。結局この後カップインまでに4打を要し、優勝争いの真っただ中で痛すぎるトリプルボギーを喫した。

「そこまでは頑張ることができていたのに…」。そう言うと森井の目から大粒の涙が溢れた。「(トータル)10アンダーくらいで回れればと考えていました。そのホールだけですね」。初優勝を逃した悔しさを押し殺しながら、そう声を振り絞った。

それでも直後の16番パー3でバーディを奪う、意地のプレーも。これもあってトータル7アンダーでホールアウトした後、井上がバタついたこともありプレーオフの可能性も出てくる展開となった。最後は井上が1.3mのしびれるボギーパットを沈め、万事休したが、そのプレーで緊迫したラストシーンを“演出”した。

井上と同じ1993年生まれの26歳は「次、頑張ります」とつぶやき、表彰式に参加するため18番グリーンへと向かった。再びチャンスが訪れた時、今度はその中心に自分がいられるよう、この敗戦を糧にする。(文・間宮輝憲)

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