<ソニー・オープン・イン・ハワイ 事前情報◇14日◇ワイアラエCC(ハワイ州)◇7044ヤード・パー70>
2026年、賞金王は世界を股に掛ける。昨季の日本男子ツアーで2勝を挙げて賞金王を戴冠した金子駆大。今季の主戦場はDPワールドツアー(欧州ツアー)だが、シーズン初戦はハワイで行われるPGAツアー(米国男子ツアー)となる。
スポンサー推薦で今大会に出場する金子は、忙しい12月を過ごして、年が明けて5日ほど温暖な沖縄県で合宿を行ってからハワイ入り。「(調子は)悪くはないと思うんですけど、試合をやっていないので。やってみてですね」と、昨年12月のPGAツアーQスクール(最終予選)以来の実戦を迎える。
PGAツアーの試合は、昨年日本で行われた「ベイカレントクラシック」以来2度目。米国で行われる試合は初出場となる。「楽しみですけど、あんまり何も思わないように、はい。金谷(拓実)さんと同組ですし、いつも通りに行きたいですね」と自然体で臨む構えだ。
「出るからには優勝を目指しますけど、僕はDPが主戦場になるので、自分のゴルフが今、どういう状態なのかを知れればいいかなと思います」
昨季、日本の賞金ランキング1位の資格でDPワールドツアーの出場権を獲得し、今季は欧州を転戦する。「この試合が終わったら1週間休んで、バーレーンから行きます」。バーレーン、カタール、南アフリカ、中国の試合に出場する予定だ。
昨季のPGAツアーQスクール(最終予選会)は13位タイで、出場権が手に入る5位以内を逃した。米下部(コーン・フェリーツアー)参戦という選択肢もあったが、欧州ツアーを主戦場に決めた。2023年の欧州年間ポイントランキングで上位に入り、米国男子ツアー出場権を手にした久常涼、星野陸也(24年)、中島啓太(25年)らのルートを追う。
同い年の金子と久常は小学校低学年の頃からの旧友で、今は「早く追いつきたい」存在でもある。今週も食事をして欧州の話などをしたという。「いろいろ聞きましたが、でも、『日本とそんなに変わんない。大丈夫だと思う』って言われました」と心強い話が聞けた。
「PGAツアーに昇格できたら一番いいですけど、怪我なく1年やりきれれば、ある程度のところにはいけるかなと思う。とりあえずシードをとりたいですね」。欧州本格参戦は2週間後だが、まずはハワイの地で世界への第一歩を踏み出す。
