PGAツアー（米国）とDPワールドツアー（欧州）がリブゴルフとの統合に合意した、というニュースは、世界のゴルフ界に衝撃をもたらしている。これを受けて、世界のゴルフ主要団体である、R&A、LPGAからそれぞれ声明が発表された。

今回の発表、報道に対し、欧州ゴルフの総本山R&Aを率いるマーティン・スランバース会長は、「男子プロゴルフが協調的、建設的、革新的に前進するための合意に達したことを嬉しく思います。私たちは、ゴルフの未来に深くコミットし、このスポーツが今後何年にもわたって繁栄し続けることを保証します。この合意は、ゴルフがその目標を達成するための大きな前進であり、世界中のスポーツの利益のために新組織と協力することを楽しみにしています」と声明を発表。

また、LPGAからは以下のような文面で声明を発表された。
「私たちが一貫して言っているように、不安定なシステムはゲームにとって良いことではなく、今日の発表を楽しみにしています。今日の発表が、グローバルゴルフの成長と影響にとってどのような意味を持つのかを知ることを楽しみにしています。私たちは、LPGAを成長させ、世界のトップパートナーと協力して会員に最高の機会を提供し続け、私たちのすべての行動が、ゴルフコースの内外で、女の子と女性にインスピレーションを与え、高め、機会を提供し続けることができるようにすることに、引き続き注力していきます」としている。

いづれの発表も提携に対して好意的ととらえていることがわかる。今後、その他の主要団体からも順次声明が発表されることが予想されるが、方々で議論や波紋を呼んでいるだけに、まだまだ予断を許さない状況が続く。