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PGAツアーが2026年から変わる? 出場人数、シード権の人数が減少か

PGAツアーのプレーオフ第2戦は、米コロラド州デンバー郊外のキャッスルパインズGCで開催される。開幕2日前の火曜日の午後には、16人の選手審議会(PAC)が集まりミーティングが行われた。

所属 ライター
武川 玲子 / Reiko Takekawa

配信日時:2024年8月22日 09時00分

選手審議会(PAC)が集まりミーティングが行われた
選手審議会(PAC)が集まりミーティングが行われた (撮影:GettyImages)

PGAツアーのプレーオフ第2戦は、米コロラド州デンバー郊外のキャッスルパインズGCで開催される。開幕2日前の火曜日の午後には、16人の選手審議会(PAC)が集まりミーティングが行われた。同大会に出場していない選手らはZOOMで参加した。

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そこで話し合われた内容は、2026年シーズンからフルフィールド大会の出場人数を減らすというもの。現在の144名、もしくは156名を120名に縮小されるというもので、それに伴いシード選手の数も減少する。

今夏から議題に上がっていたもので、多くのフルフィールド大会が日没や悪天候で金曜日に予選を終了させられないことが頻繁に起きていることが要因。またスケジュールを絞り込むことでトッププレーヤー同士の戦いがより多く見られることになるという。

フルフィールド大会の出場人数を減らす代わりに、現在72名〜の高額、高ポイントのシグネチャー・イベントへの出場人数を増やすというのが案となっているが、シグネチャー・イベントの出場数を増やすことはまだ話し合われていない。現行のシステムでは前年度のフェデックスカップポイント上位50名がシグネチャー・イベントへの出場権を獲得、残りの20数名はフォールシリーズやレギュラーイベントの成績でポイントを得て出場権を得ることができる。

ツアー出場権のいわゆる“シード権”は1983年以来「125名」、また下部のコーンフェリー・ツアーからは30名が獲得する。しかし、出場人数が減少されると「100名」に減らすという。

ミーティングでは賛否を問う投票が行われる予定だったが投票は見送られた。この変革が選手審議会で可決された場合、11月に行われる「RSMクラシック」の週に開催される選手理事会で承認されれば、2026年から実施されることになる。(文・武川玲子=米国在住)

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