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ローリー・マキロイ、全米オープン最終日は誤ったドロップ!? USGAが明らかに

ローリー・マキロイ(北アイルランド)の受けたルーリングが、1週間以上経過した今となってUSGAが「間違いだった」と認める異例の事態となった。

所属 ライター
武川 玲子 / Reiko Takekawa

配信日時:2023年6月28日 12時19分

本来マキロイはバンカーのすぐ上のラフを始点とすべきだった
本来マキロイはバンカーのすぐ上のラフを始点とすべきだった (撮影:GettyImages)

ロサンゼルスCCで開催された今年の「全米オープン」。6月18日(日)に最終日が戦われ、「70」で回ったウィンダム・クラーク(米国)がトータル10アンダーで勝利した。クラークを追随したローリー・マキロイ(北アイルランド)も「70」、結果は1打及ばず2位に終わった。

そのマキロイの受けたルーリングが、1週間以上経過した今となってUSGAが「間違いだった」と認める異例の事態となった。「ローリーは何も悪くない。ただ競技委員の示した処置が誤っていた」のだという。

追い上げているマキロイがこの日取り戻したかった1打に挙げたのは、14番パー5の第3打。ティーショットを左ラフに入れレイアップ、残り124ヤードから打った3打目はグリーンをわずかにショートし、バンカーの縁の深いラフの下、土手の中段あたりに埋まった。しばらく探さないと見つからなかった状況で、ボールを見つけたのは同伴競技者のスコッティ・シェフラー(米国)だった。

ボールが埋まっていたため競技委員を呼んで処置を仰ぎ、結果は「完全に埋まっていた」ということで「無罰でピンに近寄らないニアレストポイントから1クラブでドロップ」と示された。

問題はこの1クラブを計り始める場所。競技委員が示したのは“バンカー上のラフ”を始点に1クラブで、マキロイはその指示通りにドロップした。だが実際は、「ボールが埋まっていた場所の“すぐ後ろにラフ”があり、本来はそこから始点に1クラブレングスで処置しなければいけなかった」とUSGAのチーフガバナンスオフィサーのトーマス・ペゲル氏が米スポーツイラステーティッド誌に明かした。

ボールはバンカー縁のラフにあったためハザード外、したがってハザードであるバンカーへのドロップはできない状況だった。

マキロイはフリードロップをしたあと第4打のアプローチを3メートル弱オーバー、これを外して14番パー5は「6」のボギー、大きく悔やむことになった。

ペゲル氏は、「マキロイのドロップ位置は、本来の始点から18インチ(約46センチ)ほどしか差がない」とし、「実際にマキロイがこのドロップで有利になったということはない」という。ただし間違った処置であったことは認め、今後のルールに生かすとした。

勝負に「もし……」はないが、もしマキロイが正しい場所を始点にドロップをしていたら……?あるいはマキロイがこのホールをパーとしてクラークと並びプレーオフになっていたら……?大きな遺恨を残すことになってしまったかもしれない。(文・武川玲子=米国在住)

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