ALBA Net  ゴルフ
ALBA Net  ゴルフ
注目!
ツアー情報
日程 2023年3月16日-3月19日賞金総額 $8,100,000

JTは“飛ばないボール”に猛反発! 「ひどい提案、とてもがっかりした」

“飛ばないボール”問題にジャスティン・トーマスも怒り心頭?

所属 ライター
武川 玲子 / Reiko Takekawa

配信日時:2023年3月16日 13時29分

前日14日、R&AとUSGAが発表したプロとトップアマチュアの競技には“飛ばないボール”をモデル・ローカル・ルール(MLR)として採用するという提案は、トッププロから異論が噴出している。

現地時間16日に開幕するPGAツアー「バルスパー選手権」の会場では“飛ばないボール”問題で持ちきりとなっている。メジャー2勝を含むPGAツアー15勝、現在世界ランキング10位のJTことジャスティン・トーマス(米国)は開幕前日の公式会見で「ゴルフにとっていいとは思えない」と両団体の提案を一蹴。JTの怒りは約3分間続いた。

「正直に言って、とてもがっかりした。でも同時に驚きもなかった」とJT。「USGAはここ何年も僕から見れば不快な、とても利己的な決定をしてきた。彼らはゴルフの向上のためと言いながら、実際には多くのことが良くない方向へと向かっている」と言葉をつなげた。

R&AとUSGAの提案通りプロとトップアマの競技で“飛ばないボール”を使用すると、新ルールの下では同じヘッドスピードなどの条件で14~15ヤード、飛距離が落ちることになる。ただし、一般のアマチュアゴルファーにはこのルールは適用されない。これまで通りに“飛ぶボール”を使用できるという。

この提案はすでにボール製造をするメーカー、関係者に通達されており、8月14日までに両団体に意見を伝えることができる。もし新ルールが採用されれば、2026年1月からの適用となる。

だが、あくまでも「モデル・ローカル・ルール」。この新ルールを採用するかはツアー、競技主催者の判断に委ねられる。

「彼らは提案が通ると思っているだろうが、プロとアマチュアが違う方法でプレーして、いったいゴルフがどう良くなるというのか分からない」とJTは反発。さらに「もしツアーが主催団体が採用したりしなかったりと、意見が分かれたら、試合によってボールを変えなければならなくなる」とした。

またアスリートは日々、トレーニングをして強くなることに努力しているとし、「もしNBAの選手がよりジャンプするようになったからといって、バスケットボールリングの高さ13フィート(約3.06m)を変えるのか?」と語気を強めた。(文・武川玲子=米国在住)

関連記事

日程 2023年3月16日-3月19日賞金総額 $8,100,000

【この大会のニュース】

読まれています

PGAツアー 週間アクセスランキング

ランキングをもっと見る

大会情報

  1. 国内男子
    開催中
    2025年12月4日 12月7日
    ゴルフ日本シリーズJTカップ
  2. 米国男子
    速報中
    2025年12月4日 12月7日
    ヒーローワールドチャレンジ
  3. DPワールド
    速報中
  4. DPワールド
    速報中
    2025年12月4日 12月7日
    ネッドバンクゴルフチャレンジ
  5. アマチュア・その他
    開催前
    2025年12月4日 12月8日
    LPGA Qシリーズ(最終予選)
  6. アマチュア・その他
    終了
    2025年12月2日 12月5日
    JLPGAファイナルQT

おすすめコンテンツ

関連サイト