<コーン・フェリーツアー選手権 最終日◇6日◇フレンチ・リック・ゴルフリゾート(米インディアナ州)◇7667ヤード・パー72>
米国男子下部のコーン・フェリーツアー最終戦は全日程が終了した。前週までの年間ポイントランキング75位までの選手が参戦し、この大会終了時点で同30位以内に入れば、来季のPGAツアー出場権が得られる。
6月の「UNCヘルス選手権」で優勝している大西魁斗が、日本勢で唯一出場。16位からスタートした最終日も3バーディ・2ボギーの「71」と伸ばし、トータル4アンダー・13位タイまで順位を上げフィニッシュした。
この結果、ランキングも大会開始前の28位から25位まで上がることになり、来季米国男子ツアーメンバー入りのボーダーラインをクリア。下部ツアーからの“昇格”が決まり、来年は最高峰でプレーすることになる。
米国で育った25歳の大西は、2021年から日本ツアーに参戦。翌年の「フジサンケイクラシック」でツアー初優勝を挙げた。米国下部ツアーには予選会を経て、昨季から参戦。今季は21試合を戦い、1勝を含むトップ10入り3度という結果を残した。