ALBA Net  ゴルフ
ALBA Net  ゴルフ
注目!
ツアー情報

米国男子ゴルフ PGAツアー

ほぼ全試合リアルタイム速報配信!

松山英樹、2017年間王者への道〜Road to FedexCup Champion〜

レギュラーシーズンのポイントランキング1位でプレーオフに臨む松山英樹。年間王者への期待が膨らむ。

配信日時:2017年9月25日 10時00分

2017年フェデックスカップ・プレーオフ概要

2016年フェデックスカップチャンピオンのローリー・マキロイ(撮影:GettyImages)

2016年フェデックスカップチャンピオンのローリー・マキロイ(撮影:GettyImages)

「フェデックスカップ」とは米PGAツアーの新制度として2007年から実施された。簡単にいうと試合ごとに選手へポイントが振り分けられ(各試合上位70名)、レギュラーシリーズ終了後に上位125名が4試合の「プレーオフシリーズ」に進出するというものだ。

【ゴルフ用語集】フェデックスカップ

レギュラーシーズンのランキング1位が優位性をもってプレーオフに臨むわけだが、そのまま年間王者になっているわけでもない。2009年以降、ツアー選手権の優勝者と年間チャンピオンが同一なのを見ても分かるとおり、シーズン終盤に調子を上げた選手が年間チャンピオンの座に就く可能性が高いともいえるだろう。

そういう意味ではWGC-ブリヂストン選手権で優勝し、全米プロゴルフ選手権でも最後まで優勝争いを演じた松山英樹が、今年の年間王者最右翼といっても過言ではないのだ。対抗はディフェンディングチャンピオンで勝ち方を知っているローリー・マキロイ(北アイルランド)や、メジャー2勝のジョーダン・スピース(米国)、大穴はレギュラーシリーズ最終戦のウィンダム選手権を制したヘンリック・ステンソン(スウェーデン)か。

ちなみに年間チャンピオンに複数輝いているのはタイガー・ウッズ(米国)のみ。マキロイやスピース、そしてステンソンが勝てば、それに肩を並べることになる。

【歴代年間チャンピオン】
2016年 ローリー・マキロイ(レギュラーシリーズ36位)
2015年 ジョーダン・スピース(同1位)
2014年 ビリー・ホーシェル(同69位)
2013年 ヘンリック・ステンソン(同9位)
2012年 ブラント・スネデカー(同19位)
2011年 ビル・ハース(同15位)
2010年 ジム・フューリク(同11位)
2009年 タイガー・ウッズ(同1位)
2008年 ビジェイ・シン(同7位)
2007年 タイガー・ウッズ(同1位)

今年のスケジュールだが、以下のようになっている。
【第1戦】8月24〜27日 ザ・ノーザン・トラスト グレンオークスC(ニューヨーク)125名
【第2戦】9月1〜4日 デル・テクノロジーズ選手権 TPCボストン(マサチューセッツ)100名
【第3戦】9月14〜17日 BMW選手権 コンウェイ・ファームズGC(イリノイ)70名
【第4戦】9月21日〜24日 ツアー選手権 イースト・レイクGC(ジョージア)30名

例年と異なるのは、昨シーズンまで2月にリビエラCC(カリフォルニア州)で「ノーザン・トラスト・オープン」を開催していたノーザン・トラストが、プレーオフ初戦に移行。会場もニューヨーク州にあるグレンオークスCとなった(空いた州はジェネシス・オープンが開催)。また、第2戦のスポンサーがドイツ銀行からデルに変更となっている。

2017年フェデックスカップ・プレーオフ ポイント配分表

プレーオフシリーズのポイントだが、最終戦のツアー選手権まではレギュラーシリーズのポイントに加算(ポイントは下記参照)。ツアー選手権には上位30名が進出するがポイントはリセットされ、それぞれの順位で決められたポイントと最終戦の順位ポイントを合計したポイントランキング首位の選手が、シーズンチャンピオンの栄光と1,000万ドル(約11億)を手にする。


順位ポイント順位ポイント順位ポイント
12000311066119.2
21200321006218.4
376033946317.6
454034886416.8
544035846516
640036806615.2
736037766714.4
834038726813.6
932039686912.8
1030040647012
1128041607111.6
1226042567211.2
1324043527310.8
1422844487410.4
1522045447510
162124642769.6
172044740779.2
181964838788.8
191884936798.4
201805034808
211725132817.6
221645230827.2
231565328836.8
241485426846.4
251425524856
261365623.2
271305722.4
281245821.6
291185920.8
301126020

松山英樹とフェデックスカップ

レギュラーシーズン終了時点でフェデックスカップポイント2,869、ランキング1位の松山英樹。2014年からフェデックスカップ・プレーオフに出場している。過去の成績を表にまとめてみた。

表を見ても分かるように、2014年を除くと8戦中20位内が5回と好成績を残してきているため、大会との相性はいいといって間違いない。

2016年の最終戦は5位という最高位も出し、今年は年間チャンピオンへの期待が大きくかかる。

第1戦第2戦第3戦最終戦
2016年予選落ち15位タイ24位タイ5位
2015年13位タイ25位タイ7位タイ12位タイ
2014年30位タイ57位タイ20位タイ22位


>>松山英樹の今シーズン成績はコチラ!

>>【注目プロ名鑑】松山英樹

読まれています

PGAツアー 週間アクセスランキング

ランキングをもっと見る

大会情報

  1. DPワールド
    終了

おすすめコンテンツ

関連サイト