畑岡奈紗は日本人女子選手による41年ぶりのメジャー制覇にわずかに手が届かなかったが、米男子ツアーの「クイッケン・ローンズ・ナショナル」では、フランチェスコ・モリナリがイタリア人選手による71年ぶりの米ツアー優勝を成し遂げた。
【連続写真】ポージングに注目! タイガーはスライスをこう打つ
今大会はワシントンDC郊外で開催される「タイガー・ウッズの大会」。今年1月に戦線復帰し、早々に優勝争いに絡んだウッズが「今度こそ、復活優勝?」というファンの期待は膨らむばかりで、ウッズがホストを務める今大会では人々の興奮が頂点に達する勢いだった。
初日は48位タイと出遅れたが、2日目は今季自己ベストタイの「65」をマークして11位タイへ浮上。3日目は「68」で回り、首位と6打差の10位タイへ。「ウッズ、優勝争い!」の見出しが躍った。
最終日。ウッズは前半に3つ伸ばして奮闘していた。モリナリの猛チャージさえなかったら、ウッズはまさに優勝争いの真っ只中となり、そうなっていたら復活優勝は成されていたのかもしれない。