ALBA Net  ゴルフ
ALBA Net  ゴルフ
注目!
ツアー情報

リッキー・ファウラーにまたもV好機 4年ぶりの勝利へ「負けることは怖くない」

リッキー・ファウラーが単独首位で最終日へ。4年ぶりの優勝はなるか。

所属 ライター
武川 玲子 / Reiko Takekawa

配信日時:2023年7月2日 13時36分

<ロケット・モーゲージ・クラシック 3日目◇1日◇デトロイトGC(米ミシガン州)◇7370ヤード・パー72>

ときにプレーの中断は明暗を分ける。雷雨で午後2時48分から4時30分まで、1時間42分間のサスペンデッドはリッキー・ファウラー(米国)にとっては“明”となった。

再開後の10番パー4はティショットを左に曲げてボギーとしたが、上がりの6ホールで5つのバーディを奪って「64」をマーク。2位のアダム・ハドウィン(カナダ)に1打差をつけて首位に立った。

「全米オープンでも言ったようにここ2〜3年の不調を考えれば、負けることは怖くない」とファウラーは笑みをみせた。

2週間前、ロサンゼルスCCでの「全米オープン」では、ウィンダム・クラーク(米国)と並んで首位で最終日を迎えた。だが、結果は「75」と伸ばせず5位。さらに翌週の「トラベラーズ選手権」では3日目に自己ベストの「60」を叩き出して優勝争いに近づいたが、最終日は「69」で13位だった。

34歳のファウラーはこれまで最終日を首位、もしくは首位タイで迎えたことが10回あるが、勝利したのはそのうち2度だけ。メジャーは未勝利ながらツアー通算5勝をマークしているが、最後に勝ったのは2019年2月「WMフェニックスオープン」にまでさかのぼる。2022年8月には世界ランキング173位まで低迷した。

だが、昨年から再びスイングコーチのブッチ・ハーモン氏に師事するようになり、一気に復調。今季は7度のトップ10入りを記録し、予選落ちはたった2度だけ。抜群の安定感を誇っている。

「これまで何度も経験してきた。ひどいプレーも何度もしてきた。自分のスイングをどれだけ信じることができるか…。もしあした勝てなくても、必ず近い将来勝てる。だから自分にプレッシャーをかける必要はない」

自分に言い聞かせるように話すと、4年ぶりの勝利に向けて表情を引き締めた。(武川玲子=米国在住)

関連記事

【この大会のニュース】

読まれています

PGAツアー 週間アクセスランキング

ランキングをもっと見る

大会情報

  1. 国内男子
    開催中
    2025年12月4日 12月7日
    ゴルフ日本シリーズJTカップ
  2. 米国男子
    開催前
    2025年12月4日 12月7日
    ヒーローワールドチャレンジ
  3. DPワールド
    速報中
  4. DPワールド
    速報中
    2025年12月4日 12月7日
    ネッドバンクゴルフチャレンジ
  5. アマチュア・その他
    開催前
    2025年12月4日 12月8日
    LPGA Qシリーズ(最終予選)
  6. アマチュア・その他
    開催中
    2025年12月2日 12月5日
    JLPGAファイナルQT

おすすめコンテンツ

関連サイト