<WMフェニックス・オープン 最終日◇8日◇TPCスコッツデール スタジアムC(米アリゾナ州)◇7261ヤード・パー71>
「俺の日じゃなかった」。首位に1打差の2位で最終日を迎えた久常涼は、3バーディ・3ボギーの「71」とスコアを伸ばせず、トータル12アンダー・10位タイで終えた。
14位で初日を終え、2日目に「63」をマークし、単独首位に浮上。3日目は「70」としたが、優勝戦線で最終日を迎えた。1番からスタートすると、2番でフェアウェイからの2打目をグリーン奥に大きく外し、1.5メートルに寄せるも2パットのボギーを先行。「あんなに飛ぶとも思ってなかったし、奥からのアプローチでパーは拾えるとは思っていた。その辺がうまく噛み合わなかった」と振り返る。
4番でもアプローチのミスからボギー。9番では4.3メートルのバーディパットを沈めたが、1オーバーで前半を折り返した。後半も12番でボギーを喫したものの、15番で3メートル、最終18番では7.7メートルを沈めてバーディフィニッシュ。「チャンスはところどころあったけど、チャンスにつくようなゴルフではなかった。自分の流れにもってこれなかった」と振り返り、もどかしさの残る一日となった。
それでも、前戦の自身キャリアハイとなる2位に続き、2試合連続でトップ10入り。「勝ちたかったしね…。でもこの2週、とりあえず、いいフィニッシュじゃないけど終われた。それはよかったかなと思います」と、初優勝には届かなかったものの手応えをにじませた。
この結果で、フェデックスカップポイントランキングでは現在、自身最高の8位につけている。今季開幕戦からここまでの5試合終了時点で、上位5人にシグネチャー大会(高額大会)への出場権が与えられるポイントレース(Aon Swing 5)でも2位に入り、来週の「AT&Tペブルビーチ・プロアマ」(2月12~15日)と、翌週の「ジェネシス招待」(2月19~22日)への出場権が与えられる。
「(シーズン)最初のほうでしっかりポイントを稼ぐことはできたし、いいスタートを切れたから、今年は(ポイントランキング)トップ50、30位を狙って頑張りたい」と闘志を燃やした。ペブルビーチGL、リビエラCC(ともに米カリフォルニア州)は「ないです。どっちもない」と初めて回るコースとなるが、「楽しみです」と声を弾ませた。
