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池田勇太 連戦スタイルで臨む4度目のマスターズ

池田勇太 連戦スタイルで臨む4度目のマスターズ

配信日時:2018年4月3日 12時39分

マスターズ 事前情報◇2日◇オーガスタ・ナショナルGC(7435ヤード・パー72)>

昨年末のワールドランキング50位以内の資格で2年連続4度目の出場となる池田勇太。過去3回は前週に現地入りして調整を進めてきたが、今年は前週に試合を戦ってから現地入りする”連戦スタイル”。マスターズウィークに入ってから初練習ラウンドを行う、これまでと違うルーティンで臨む。

【スイング解説】池田勇太、力強さが増した個性派ループスイング

昨年は1打及ばず予選落ちという結果に終わった。この日は1年ぶりにオーガスタをラウンド。「コースは自分なりに覚えているし、グリーンを中心に感触を確かめた」と午後から一人でグリーンを中心に入念にコースをチェック。慣れたポジションからボールを転がすことに時間を割いた。

池越えの16番(パー3)では、池の土手からの水切りショットは、グリーンに届かなかったが対岸までボールを運びパトロンを喜ばせる。すると、次はグリーンに乗せようと、続けて水切りショットを披露。これも対岸止まりだったが、パトロンへのサービス精神も忘れない。4回目の出場ということもあり、「このオーガスタのコースの中にいる自分と、舞台を楽しんでいるパトロンと、息みたいなのがわかり合えているのかなという感じがしています」と、楽しみ方、楽しませ方も染みついている。
 
3月の「WGC-メキシコ選手権」に出場してから、1週空いて「アーノルド・パーマー招待」、「WGC-デルマッチプレー」、そして先週の「ヒューストンオープン」まで3連戦をこなしてから昨晩オーガスタ入りした。マスターズ4勝のタイガー・ウッズ(米国)は、前週は休む派。同3勝のフィル・ミケルソン(米国)は連戦派という二人を筆頭に、各選手の前週の過ごし方は分かれる。

今年初めて連戦を選んだ池田は、「その方が、僕はいいかなと思って、今年はそういう風にした。時差ボケも疲れもありません」と調整しやすいということで、この判断にした。

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