ジョージア州にあるオーガスタ・ナショナルGCで開催されている、米国男子メジャー第1戦「マスターズ」の2日目。4位タイでスタートした片山晋呉はスコアを1つ落としたが6位タイ、今田竜二もこの日はイーブンパーでまとめ42位タイで決勝ラウンド進出を決めた。また、注目のタイガー・ウッズ(米国)も首位とは7打差の19位タイで残りの2日間に臨む。
遼、憧れのマスターズは悔しい予選落ち…
「今日の南からの風は、あまり経験したことがないです」と語った片山。3番でボギーを叩き、その後はなかなかバーディパットが決まらなかったが、我慢のゴルフでパーを拾い続けた。例年より止まるグリーンに「昨年はナイスショットをしても止まらなかった。今年はとてもフェアなんじゃないですか。一昨年はため息ばっかり聞こえたが、歓声の聞こえるオーガスタになったと思います」とコメント。「このゴルフをしていれば、楽しみなところまでいくんじゃないかなと思ってます。コースに味方されてる気がするし、それを信じてやろうと思ってます」。好調の片山、4アンダー6位タイで決勝ラウンドに進む。
今田は「やればやるほど難しくなるコースですね」とやや疲れきった表情。17番でボギーとしたときには、カットラインとなるトータル1オーバー。18番でセカンドショットが「絶対につかまってはいけなかった」という右のバンカーへ入るが、ここから2.5メートルに寄せてパーセーブ。「僕にとってはマスターズは夢の場所ですから。予選を通過して、4日間できるのは最高」と笑顔で答えた。
5度目のグーンジャケットを目指すウッズは、5番までパープレーが続くが6番でバーディ。その後7番以降はボギー、バーディの繰り返しで前半はイーブン。後半の15番でバーディを奪いスコアを1つ伸ばすが、最終18番は昨日に続きボギー。ちぐはぐなプレーで2日目を終えたが、首位とは7打差の19位タイ。残り2日間で逆転可能な位置につけている。