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新形式の新大会は「本気のはじめの一歩」【舩越園子コラム】

新形式の新大会は「本気のはじめの一歩」【舩越園子コラム】

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ALBA Net編集部 / ALBA Net

配信日時:2017年5月2日 12時18分

ところで、今大会ではもう1つ、歴史的な出来事が起こった。1995年以来、22年ぶりにスロープレーによる1罰打が選手(ブライアン・キャンベル&ミゲル・アンヘル・カバロ組)に科せられたのだ。

「えっ、22年ぶり?」と首を傾げたくなる方も多いであろう。というのも、2013年マスターズでは14歳の中国人少年の関天朗、2013年全英オープンでは松山英樹がスロープレーによる1罰打を科されたからだ。だが、あのとき1罰打を科したのはマスターズ委員会とR&Aであり、米ツアーではない。スロープレー以外でも、ペナルティを科すという面で厳しい姿勢を取り続けてきたのはR&AやUSGAであり、米ツアーは良く言えば優しい姿勢、悪く言えば甘い姿勢だった。

スロープレー撲滅が全世界的課題に掲げられてからは、米ツアーも計測や警告をするルール委員の人数を増やし、厳しそうな姿勢をアピールしていたが、それは言わば「見せかけ」で、実際にスロープレーに対する罰打を科したことは、この22年間、ただの1度も無かったというわけだ。

しかし、今春に発表されたルール大改正の提言もルールをシンプル化&近代化して最終的にはスロープレー改善を目的としているように、スロープレーの深刻さは増す一方で、もはや「見せかけ」ではなく「現実」「本気」の対応が求められている。それが時代の要請であることを米ツアーがあらためて認め、今週、ついに罰打を科すことの実行に踏み切ったということなのだろう。

大会形式、プレー形式のバリエーションを広げるため。スロープレー対策を一層強化するため。チューリッヒ・クラシックはゴルフ界のさらなる発展のための大きな一歩を踏み出した。

文 舩越園子(在米ゴルフジャーナリスト)

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