聖地で涙…ジェイソン・デイは全英オープン制覇を逃す
デイはセント・アンドリュースで惜敗した直後から気持ちを切り替えようとしていた。
「勝てなかったのは残念。でも僕はいいゴルフをした。最後のパットも、いいパットができた。そこには、がっかりしていない。自分にとって最高のゴルフをすることこそが永遠の目標。『僕の日』は、きっとすぐにやってくる。それまでの我慢だ」
全米オープンでも優勝争いに絡みながら持病のめまいに襲われ、「完走」を目指すゴルフになって悔しさを噛み締めた。全英オープンは5日間4ラウンドで「ボギーは3つしか叩かなかった」と、自分自身のプレーには満足していたが、それでもクラレットジャグには手が届かなかった。
「天候も悪くて、僕のセカンドラウンドは通算25時間もかかって、本当に厳しい1週間で、ヘトヘトになった。でも、それがメジャーというものだし、それはもう終わったことだ。僕は僕で、先週学んだことを今週に生かし、少しでも成長することに意義がある」
