石川遼の活躍をフォトギャラリーでチェック!
メジャーへの切符のつかめるかどうかの今大会は、決して容易なものではなかった。最初の16ホールで4つのバーディを奪ったものの、この時点で25位前後を行き来し、午後からラウンドが爆発必須の厳しいものになってしまう。
加えて次のザ・レイクスゴルフ&CCでは、2つのバーディを奪って迎えた10番で雷雨が近づき中断。この時点で午後4時45分。朝から張り詰めた気持ちをキープするのは限界を迎えていた。
だが、ここからメジャーへの執念を見せる。次の11番で右前11メートルをねじ込むと、12番で連続バーディ。そして14番パー3ではティショットをピンにピタリ。8アンダーまで伸ばし一気に出場獲得圏内に突入する。
さらにボギーを叩いて迎えた16番パー5では2オンに成功すると8メートルをジャストタッチ。イーグルで放しかけた流れを引き戻すと、17番ボギーのあと、絶対パーが必要な最後の1メートル弱のパットをしっかり沈め8アンダーの7位タイでホールアウト。出場枠である15位以内に入り、2012年以来の全米オープンへの最終切符を掴んだ。