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レックス倉本が見る“群雄割拠”の米ツアー 松山英樹は「きっかけがあれば優勝争う」

中継したBS10(BS10ch)で解説を務めたレックス倉本が大会を振り返る。

所属 ALBA Net編集部
ALBA Net編集部 / ALBA Net

配信日時:2025年1月26日 14時17分

<ファーマーズ・インシュランス・オープン 最終日◇25日◇トリーパインズGC サウスC(米カリフォルニア州)◇7765ヤード・パー72>

難関・トリーパインズで行われた「ファーマーズ・インシュランス・オープン」は、ハリス・イングリッシュ(米国)がトータル8アンダーで逃げ切り、4年ぶりのツアー5勝目を飾った。大会を中継したBS10(BS10ch)で解説を務めたレックス倉本が、その激戦を振り返った。

【動画】本人が超ビックリ! 松山英樹の“曲芸ショット”さく裂

強風が吹いた最終ラウンド。倉本は、わずか1打差のリードを守り切ったイングリッシュの精神力を高く評価した。「葛藤しながらも平常心を保ち、自分のパフォーマンスを発揮できる。メンタル面、経験値の豊富さがすごい。さらに強くなった姿が見られました」と35歳の勝負強さを称賛した。

また、倉本はリーダーボード上位勢にも注目。優勝したイングリッシュを除くトップ10のうち、6人がツアー未勝利の選手であり、事前の優勝予想ランキング上位5人は誰もトップ10に入らなかった。

「ツアーの層が格段に厚くなっている。(若手では)ルドビグ・オーバーグ、28歳でやっとツアーに出てきたダニー・ウォーカーといった苦労人もいる。色んなタイプの選手たちが、最高峰の舞台でしのぎを削った一週間でした」と、多彩な顔ぶれが台頭している現状を分析した。

15位に入ったアマチュアのルーク・クラントン(米国)、昨季の米国下部コーンフェリー・ツアーで最年少優勝を挙げた20歳のアルドリッチ・ポティエター(南アフリカ)も15位と奮闘した。「期待できますよね。強い選手が次々と出てきていますよ」と、“群雄割拠”といえる米ツアーのさらなる競争激化を予感させた。

最終日に「76」を叩き、トータル1オーバー・32位で終えた松山英樹については、「何かのきっかけがあれば、すぐにまた優勝争いできる状態だと思います」と好調を維持していると評価。「来週のペブルビーチは決して得意とは言えないコースだと思いますが、期待したいですね」。次戦での巻き返しに期待を寄せた。

BS10では27日(月)の午後9時から「PGAハイライト」を放送(公式アプリでも同時配信)。週末2日間にわたって放送した中継映像、今大会のハイライト映像を1時間に凝縮して振り返る。

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