石川遼、難コンディションの中「ガマンして」21位タイに浮上

＜全米プロゴルフ選手権　3日目◇10日◇オークヒルCC(7,163ヤード・パー70)＞

　今季のメジャー最終戦「全米プロゴルフ選手権」の3日目。ここまでの2日間と異なり、この日は晴天に恵まれたが、タイトなピン位置と硬く速くなったグリーン、そして風の影響もあり多くの選手が苦戦。その難しいコンディションの中、「ガマンするしかないと思っていた」という石川遼が5バーディ・5ボギーのイーブンパーでラウンド。21位タイに順位を上げた。

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　　石川は出だしから2連続ボギーと不安な立ち上がりに、しかしその後は一進一退のプレーでスコアを1つ落として折り返す。後半は11番から長いバーディパットを決め連続バーディを奪取。16番でもバーディを奪うが、難関の上がり2ホールでボギーとしてしまいスコアを伸ばせずにホールアウト。しかし、多くの選手がスコアを落としたため順位は上げることができた。

　来季のシード権獲得へがけっぷちな状況が続いている石川。明日、スコアを伸ばし上位に食い込めれば、シード権へ大きく前進することができる。「明日はボギーを減らすことが出来れば」、この日もバーディは5つ獲った。プレーに手ごたえは感じている、明日は1つでも上の順位を目指し難コース・オークヒルCCに立ち向かう。

【3日目の順位】
1位：ジム・フューリク(-9)
2位：ジェイソン・ダフナー(-8)
3位：ヘンリック・ステンソン(-7)
4位：ヨナス・ブリクスト(-6)
5位T：アダム・スコット(-5)
5位T：スティーブ・ストリッカー(-5)
7位T：リー・ウェストウッド(-3)
7位T：ローリー・マキロイ(-3)