ジム・フューリク

1992年にプロ入りしたベテランプレーヤー。1995年の「ラスベガス招待」での初優勝を皮切りに、コンスタントに勝利を積み重ねた。2003年の「全米オープン」でメジャー初制覇。2016年「トラベラーズ選手権」では米ツアー記録となる1ラウンド最少ストローク「58」という大記録を打ち立てた。国際経験も豊富で、欧米選抜チーム対抗戦「ライダーカップ」には1997年から9大会連続出場。18年には米国チームのキャプテンを務めた。

フューリクの代名詞といえばその変則的なスイング。後方からだとまるで“8の字”を描いているように見え、「親にしか愛されないスイング」と揶揄されることもある。しかし、確かな技術に裏打ちされた一級品のショットはいまだ健在。19年はフェアウェイキープ率74.45％をマークし、全体3位に入った。