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星野陸也には「思い切り悔しがってほしい」 解説を務めた田中秀道が期待すること

星野陸也には「思い切り悔しがってほしい」 解説を務めた田中秀道が期待すること

所属 ALBA Net編集部
高桑 均 / Hitoshi Takakuwa

配信日時:2022年5月22日 18時31分

そこで、大会を配信している『ABEMA』で3日目の解説を務めた田中秀道と宮里聖志に、ここまでの戦いと最終日の展望を聞いてみた。

「昨日までとちがって、よりタフな感じに見えました。17番がワンオン狙いのホールになっていたり、距離設定も変えてきましたが、思ったよりも伸びなかったという印象です。見ている以上に大変だったのかもしれません」(田中)

「風が予選ラウンドと真逆だったので、コースマネジメントもそうですし、ホールによっては使う番手が変わって、それに対応するのが大変そうに見えました」(宮里)

寒さやただ強風が吹くだけでなく、その風向きに加えて、メジャー級のコースセッティングなどのさまざまな要素が絡み合い、多くのトッププレーヤーが苦戦。この日の平均スコアは約「73」と数字にも表れた。

そのなかでも上位に踏ん張った選手たちについてどう見るのか。田中は「驚きはない」と話す。メジャー制覇経験者のバッバ・ワトソンジャスティン・トーマス(ともに米国)、ローリー・マキロイ(北アイルランド)といった選手が軒並み崩す中、冷静なプレーが光った選手たちは「ルーキー的な選手でも、下部ツアーで活躍したり、欧州ツアーで活躍したりと、優勝経験がないだけでプレー内容は素晴らしい。まったくビックリするようなことではありません」という。

「首位のペレイラ選手は見ていても安定感がありました」と、そのプレーに目を見張るのは宮里。「ボギーも打っていましたが、大きなミスショットがほとんどなかった。打ちたいショットをマネジメントどおりに打っていた。このままのゴルフができれば勝つ可能性はあると思います」。ちなみにペレイラ自身も「内容は悪くなかった」と、この日の4ボギーを振り返った。ほんの少しのかみ合わせの違い。そこさえクリアできれば、大金星も不可能ではない。

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