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松山英樹も、タイガー・ウッズも古いモデル…シャフトは最新モデルが良いとは限らない?【ギア豆知識】
松山英樹も、タイガー・ウッズも古いモデル…シャフトは最新モデルが良いとは限らない?【ギア豆知識】
所属 ALBA Net編集部
ALBA Net編集部 / ALBA Net
配信日時: 2022年1月24日 23時18分
これだけ聞くと最新シャフトを選ぶ理由がないように感じてしまうかもしれない。しかし、最新シャフトはヘッドとのマッチングという意味で大きな優位性を持っている。なぜなら、最新ドライバーの性能を引き出すことを念頭に開発されているからだ。
たとえば、近年のシャフトのトレンドとして、『ベンタスブラック』や『テンセイオレンジ』のように先端の剛性を高めたモデルが増えていることが挙げられる。最新ドライバーに多い重心が深く、慣性モーメントの高いヘッドは、ミスヒットには強いものの、シャフトのしなりを誘発し、ロフトが寝て当たりやすいという特徴もある。そのため、先端がやわらかいシャフトだと、極端にボールが高く上がって飛ばなかったり、インパクトで“当たり負け”した感覚になってしまう可能性があるのだ。
そこで最新シャフトは、設計や素材を工夫し、先端が余分にしなりを抑えることで、ボールを押し込むように打てるモデルが増えている。低スピンの強弾道が打ちやすく、慣性モーメントが高い最新ドライバーを生かせる設計になっているわけだ。
このようにシャフトを選ぶ際には、スイングとのマッチングも大事だが、同じくらいドライバーヘッドとの相性も考える必要がある。もし最新ドライバーに合わせるシャフトを考えているなら、まずはマッチングの良い最新シャフトから候補を絞り、その上で振り心地をチェックしていくのがおすすめだ。(文・田辺直喜)
たとえば、近年のシャフトのトレンドとして、『ベンタスブラック』や『テンセイオレンジ』のように先端の剛性を高めたモデルが増えていることが挙げられる。最新ドライバーに多い重心が深く、慣性モーメントの高いヘッドは、ミスヒットには強いものの、シャフトのしなりを誘発し、ロフトが寝て当たりやすいという特徴もある。そのため、先端がやわらかいシャフトだと、極端にボールが高く上がって飛ばなかったり、インパクトで“当たり負け”した感覚になってしまう可能性があるのだ。
そこで最新シャフトは、設計や素材を工夫し、先端が余分にしなりを抑えることで、ボールを押し込むように打てるモデルが増えている。低スピンの強弾道が打ちやすく、慣性モーメントが高い最新ドライバーを生かせる設計になっているわけだ。
このようにシャフトを選ぶ際には、スイングとのマッチングも大事だが、同じくらいドライバーヘッドとの相性も考える必要がある。もし最新ドライバーに合わせるシャフトを考えているなら、まずはマッチングの良い最新シャフトから候補を絞り、その上で振り心地をチェックしていくのがおすすめだ。(文・田辺直喜)