「このコースは本当に大好きだ。とくに今年は素晴らしいコンディションだった。そして良い集中力でプレーできたのが勝利につながった」とPGA ツアーチャンピオンズ通算11勝目に満面の笑みだった。
次戦はDPワールドツアーのドバイデザートクラシックに参戦、「その後フロリダに戻ってまたPGAツアーチャンピオンズに出場する」と58歳はパワー全開だった。
一方、負けたオルカーは「プレーオフ1ホール目のバーディパットは芝目に持って行かれてしまった。あれはカップ内側で良いラインだったし良いパットを打ったのにカップに蹴られた。2ホール目はひどいバンカーショットだった。負けたけれど、勝つチャンスがあった。良い戦いをしたと思う」と50歳も最後は胸を張った。(文・武川玲子=米国在住)