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前例があるから… パトリック・リードに再び「ルール問題」が浮上!

前例があるから… パトリック・リードに再び「ルール問題」が浮上!

所属 ALBA Net編集部
ALBA Net編集部 / ALBA Net

配信日時:2021年1月31日 12時31分

ファーマーズ・インシュランス・オープン 3日目◇30日◇トリーパインズGC サウスコース(米カリフォルニア州)◇7765ヤード・パー72>

ファーマーズ・インシュランス・オープン」3日目、トータル10アンダーでカルロス・オルティス(メキシコ)と並んで首位に立ったパトリック・リード(米国)。「70」と伸ばしてホールアウトすると、騒々しく多くの記者たちに囲まれた。リードのとったルール解釈で大きな疑問が湧いていたからだ。

松山英樹の2021年ドライバースイング【連続写真】

問題となったのは10番パー4。左バンカーから打った第2打は大きく左に曲がり深いラフへと沈んでいた。リードは自分のボールにたどり着くと、まずはボール近くにいたボランティアのマーシャルに「ボールは跳ねた?」と確認。ボランティアは「跳ねたのは見ていない」と即答した。さらにリードは同伴競技者のウィル・ゴードンロビー・シェルトン(ともに米国)、そして彼らのキャディにも「ボールが跳ねたのを見たか?」と確認。ところが誰も目撃はしていなかった。

これは2019年にルール改正された際、自身のピッチマークにボールが埋まった際は、フェアウェイだけでなくラフなども含むジェネラルエリアで無罰の救済を受けることができることになったことを受けての行動。つまりリードのボールはラフの奧深くに埋まっており、落ちた際に跳ねていなければ自身のピッチマークに埋まったという可能性が高いことになる。

リードはすぐさまボールを手に取りピッチマークに埋まっているかを確認。その後ルールオフィシャルを呼ぶという奇妙な行動をとった。オフィシャルが現地に到着した際にはすでにボールは動かされたあと。状況から「自身のピッチマークにうまっていただろう」と無罰のドロップと裁定した。

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