マスターズ覇者のダスティン・ジョンソンはサウスカロライナの自宅近くにゴルフ練習場を建てた実業家から「好きに使っていいよ」とありがたいオファーをもらい、「そこが僕のホームになった。朝から晩まで、そこで練習した」。
まだ芽が出ていない子どもを長い目で温かく見守りながら育んでいこうという周囲の姿勢。それが未来の優れたゴルファー育成につながることを、今年の3人のメジャー覇者たちのサクセスストーリーが教えてくれた。
年の瀬には、タイガー・ウッズの11歳の長男チャーリー君のゴルフに大きな注目が集まった。スイングも、ちょっとした動作や仕草も、すべて父親ウッズと酷似していることには大いに驚かされたが、それ以上に光っていたのは、チャーリー君のゴルファーとしてのマナーやエチケットの良さだった。すでに人々の範となりうる立ち居振る舞いを身に付けていることは、良きゴルフ環境の下で優れたゴルフ教育を受けてきた何よりの証だ。
それから数日後、米ESPN局が「この幼児こそはネクスト・タイガー?」と銘打って、カナダに住む2歳の男の子、ジャック・カンティン君を紹介する動画を発信した。
おむつ姿のジャックくんが自宅のリビングルームでおもちゃのボールを打つしなやかなスイングを一目見れば、「これはすごい」と誰もが頷く。