ジョージア州にあるアトランタ・アスレチッククラブで開催された、米国男子メジャー最終戦「全米プロゴルフ選手権」の最終日。3オーバーの43位タイからスタートした池田勇太は、前半で4連続バーディを奪うなどしてスコアを伸ばすが後半に入って失速。6バーディ・6ボギー・1ダブルボギーとスコアを2つ落としてしまい、トータル5オーバー45位タイで今季最後のメジャーを終えた。
池田勇太、43位タイで最終日へ!【3日目】
1番でセカンドショットをベタピンにつけ、バーディを奪った池田。2番は3パットのボギーとしてしまうが、4番パー3でピン奥からバーディパットを沈める。さらに5番パー5では3打目をしっかりと寄せてバーディ。6番、7番もアグレッシブに攻めて4連続バーディを奪った。8番はボギーとしたものの、直後の9番でバーディ。前半で4つスコアを伸ばしてみせる。
しかし、後半に入ると一変。10番で3パットのボギーを叩くと、続く11番でも3パットのボギー。15番パー3では、バンカーから上手く脱出できず痛恨のダブルボギーとした池田は、後半だけで6つスコアを落としてホールアウトした。
前半でチャージをかけながら、勝負どころの後半で大きくスコアを落としてしまった池田はホールアウト後「ヘタです。それだけです」と言葉少なにコメント。また「(10番、11番で)バーディを獲りにいきながら3パットするなんてただのバカです」と自分自身をののしった。「日本に帰ってすぐに試合があるので、気持ちを切り替えてやりたい」と気丈にふるまった池田だったが、表情からは悔しさが滲み出ていた。