ジョージア州にあるアトランタ・アスレチッククラブで開幕した、米国男子メジャー最終戦「全米プロゴルフ選手権」。優勝候補の一人として注目されていたローリー・マキロイ(北アイルランド)が序盤でトラブルに見舞われた。
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スタート直後の3番セカンド。松の落ち葉の上に止まったボールを打つ際、下の木の根も打ってしまい右手を負傷。同時にそのときに握った7番アイアンも曲がって使用不可能になった。しかし、マキロイは痛みはあったもののプレー続行を決断。ショットを打つたびに右手を離す仕草を見せながら歯を食いしばってモンスターコースに挑んだ。
すると、5番では3打目のバンカーショットを50センチに寄せバーディ、さらに6番では長いパットを沈め、痛みの中でも圧巻の連続バーディ。10番では隣のホールから3打目を3メートルにつけパーセーブするなど後半は耐えるゴルフを続けイーブンパーでフィニッシュ。怪我を負いながら23位タイとモノが違うところを見せ付けた。
しかし、この日は途中アイシングとテーピングで乗り切ったものの、4日間のプレーに耐えられるのかは不安が残るところ。マキロイは明日どんな姿でコースに姿をみせるのか。