「功績という意味では、金メダルをとることが最高にクールなことだろう」
それがどんなものか知っている唯一の現役選手はローズだ。ローズは親友であり銀メダリストのヘンリック・ステンソンに2打差をつけてフィニッシュした。ローズは今週オリンピックがあったとしてもランキング的に出場は厳しかったが、英国チーム入りし連覇するチャンスを得るためにもこれからの12カ月でランキングを上げる必要がある。
一方、ラームはスペンイン人ゴルファーの中ではガルシアやカブレラ・ベロよりも上をいっているため、東京オリンピックの出場資格に関しては問題ないだろう。しかし、彼が望むのは出場枠以上のものだ。
「ゴルフはほかのオリンピック種目とは違うというのはわかっている。でも、それでもオリンピックの金メダリストだ」とラームは言う。「シンプルに真の栄誉だ。10年、20年、50年先までかどうかはわからないけれど、ローズは久しぶりの金メダリストになった選手として知られ、その価値を認められ続けるだろう」。
PGATOUR.COM, Mike McAllister著