「我々にはこのルールを守る大きな責任がある。ひとりでも守らない人がいると、それは大きな悪影響となってしまう」といら立ちを募らせた。さらにツアーを再開することは大きな経済活動であり、たくさんの人々の雇用を創設していることも強調した。
すでにツアーが導入を決めた「フィットネスWhoop」を使用している選手も増えた。再開は容易な道ではないことは、分かっていたことだ。
「このウイルスとともに生きて行くことを学ばなければならない。個人も家族も、そしてビジネスも、ウイルスとともに生きて行かなければ。ウイルスは簡単にはなくならないのだから」とモナハン会長。気を引き締めて再開3戦目が開幕する。(文・武川玲子=米国在住)
