日本で撮影!J・スピースのスイング連続【写真】
PGAツアーのトーナメントではなかったものの、シェフラーはライバルたちに競り勝ち、「やっぱり勝つことは気持ち良い。出場して良かった」と久々の勝利に気持ちを高ぶらせた。
今季ルーキーでPGAツアーを戦うシェフラーはビクトル・ホブランドと並んで注目の新人だ。ダラスで育ちテキサス大出身、同じダラス出身のジョーダン・スピースと同様にテキサス州アマチュアのタイトルを3年連続で獲得、2018年にプロ転向すると昨季は下部のコーンフェリー・ツアーで2勝を挙げてPGAツアーの出場権を獲得。9月から始まった2019-2020年シーズンでは11月の「バミューダ選手権」で3位、今年1月の「ザ・アメリカンエキスプレス」も3位、フェデックスカップポイントは19位と好調なシーズンを送っている。
ライバルのホブランドはすでに「プエルトリコオープン」でツアー初優勝を果たしたがポイントは44位とシェフラーが上を行く。そのホブランドは2打差の3位、2人は揃って今季のルーキー・オブ・ザ・イヤー候補であり、ツアーが再開すれば今度は大舞台での戦いに期待がかかるところ。
一方ジョーダン・スピースも最終日はマーカーとして参戦。NFLの元ダラス・カウボーイズのクォーターバック、トニー・ロモとのプレーを楽しんだ。そのスピースは17番パー3でホールインワンを達成。ところが、一度カップに入ったボールが、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、カップに触らないようにと中に施されているプラスティックにはじき出されてあえなく池へ落ちるという珍事件も。スピースは「もちろんホールインワンだよ。普通なら絶対カップに沈んでいたのだから。ホールインワンは3、4年ぶり、たぶん8か9回目。今回のも当然数えるさ」と上機嫌だった。
