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JT、バッバ…選手の反応は? 課題は? PGAツアーが6月11日再開を発表、ZOZOは10月開催

JT、バッバ…選手の反応は? 課題は? PGAツアーが6月11日再開を発表、ZOZOは10月開催

所属 ALBA Net編集部
ALBA Net編集部 / ALBA Net

配信日時:2020年4月17日 12時09分

一方ゴルフチャンネルのインタビューに答えたバッバ・ワトソン(米国)は、「僕たち選手は皆とてもプレーがしたいんだ」と再開を待ちきれない様子。続けて「ツアーにもスポンサーにもとても感謝している。ファンが居ないのは残念だけれど、それが安全ならばギャラリーなしでもプレーしたい」と話した。

米の各メディアでも大きく取り上げられた新スケジュールだが、たくさんの疑問も起きている。再開から4試合は現時点では無観客試合となるが、ではいったい誰が試合に行くことができるのか?

「必要不可欠な人」とされているが、選手、キャディに加え大会オフィシャル、ルールスタッフ、そしてテレビ放映に携わるチーム。さらにスコアラーなど、それなりの人数が現場に集まることになるが、TVクルーなどは最小限に抑えられる。またメディアはというと、メディアセンターなどでは“ソーシャル・ディスタンス”を取ることが難しい状況も想定されるため、「現在ツアーが判断をしているところ」。おそらく人数制限などがされると予想される。

また重要な課題として、ツアーで新型コロナウイルス感染のテストをどのように行うかが挙げられている。選手は自宅を出発する前にテストを受けて、さらにその後、試合会場、宿泊先ではどのように検査を行うのか、これについて再開までに詳細を決めたいという意向が示されている。

そのなかで最も懸念されることは『入国制限』だ。例えば、現在日本から米国へ渡航した際、入国から14日間にわたり、ホテルといった宿泊先や、自宅などでの待機を命じられる。国によっては渡米できないケースも出てくる。PGAツアーは、少なくとも25名の選手、35名のキャディが米国外に滞在していることを確認しているとし、松山英樹、小平智もその中に含まれる。

今後この措置が解除されなければ、来季のシード権などの考慮の対象にするとツアーは言うが、このままの再開となるとやはり不安が残ることにもなるだろう。まだ実現するかは微妙な反応だが、久しぶりに明るいニュース、選手たちが再開に向けて動き出す。今後の動向も、またお知らせしたい。(文・武川玲子)

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