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松山英樹がレジェンドたちに並ぶ『63』 2日目からは無観客試合に「こういう状況なので慣れないと」

松山英樹がレジェンドたちに並ぶ『63』 2日目からは無観客試合に「こういう状況なので慣れないと」

配信日時:2020年3月13日 09時24分

ザ・プレーヤーズ選手権 初日◇12日◇TPCソーグラス(米フロリダ州)◇7189ヤード・パー72>

松山英樹が、賞金総額1500万ドル(約16億円)を誇る“第5のメジャー”でロケットスタートを切った。スタートからの4連続など、奪ったバーディは8つ。さらにイーグルで1日を締めくくるなど、圧巻の「63」をマークした。3人がホールアウトできず日没サスペンデッドとなった初日に、9アンダーで単独トップに立った。

最新! 松山英樹のドライバースイング【連続写真】

スタートの10番パー4で2mを決めてバーディ発進すると、一気にギアをトップまで上げた。続く11番もバーディとすると、13番まで4つ連続で『〇』をスコアボードに刻む。「スタートするまでは少し不安はあったけれど、ラウンドが始まったらいいプレーができたと思う」。“不安払しょく”のためにも、最高の滑り出しとなった。

16番パー5ではセカンドショットを池に落としボギーを喫したものの、これで勢いが衰えることはなし。後半に入っても5番からの3連続など、バーディを積み重ねた。最終9番パー5では、3番ウッドで放った残り293ヤードのセカンドショットをピン右7mにつけると、これをねじ込みイーグル締め。15ホールでパーオンを記録し、「先週の状態ではアンダーパーも無理だったと思う。ショットがある程度フェアウェイに行って、ある程度グリーンに乗ればこういうスコアになるんだなと思った」と好感触のままラウンドを終えた。

その“先週”の「アーノルド・パーマー招待」は、17位で予選通過したものの、決勝の2日間で「80」、「77」と失速。試合終了後からは「鬼のような練習」を積み、今大会を迎えていた。この特訓を、「練習してすぐに変わる問題でもないけど、いいきっかけはつかめている」と上昇ムードの足がかりにしていく。「自分がどうやったらいい状態で入れるかと思ってやったことが、うまくいった。すぐに崩れるかもしれないけど、最近の状態はいい方向に向かっていると思う」と、今後への実感も得る1日になった。

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