遼、通算3アンダーでホールアウト暫定22位タイ、谷口は15位タイ

＜全英オープン　2日目＞◇16日◇セントアンドリュース オールドコース(7,305ヤード・パー72)

　スコットランドにあるセントアンドリュース・オールドコースで開幕した、メジャー第3戦「全英オープン」の2日目。初日、4アンダー17位タイと好スタートを切った石川遼が2日目のプレーを終了した。

　初日は穏やかな天候の中でのプレーだったが、この日は一転して一時競技が中断される程の強風の中でのラウンドとなった。前半を2バーディ・2ボギーのイーブンパーで耐え、トータル4アンダーで折り返した石川。後半は13番でボギーを先行させると、16番でもボギーを叩きスコアを後退させてしまう。しかし、最終18番でバーディを奪取。明日につながる締め方でトータル3アンダーでホールアウトした。

　なお、試合は中断の影響などですべての選手がホールアウトできずサスペンデッドとなった。石川は暫定22位タイ、この日スコアを2つ伸ばしトータル4アンダーとした谷口徹は暫定15位タイ。石川は全英2度目の挑戦で見事に予選を通過した。予選のカットラインは現在1オーバーだが、ホールアウトできなかった選手たちの成績しだいでは変わる可能性があるため、トータル2オーバーの宮瀬博文は予選通過のチャンスがある。他の日本人選手は残念ながら予選突破はならなかった。

　首位はトータル12アンダーでフィニッシュしたルイス・ウーストハウゼン（南アフリカ）、5打差の2位はマーク・カルカベッキア（米国）となっている。タイガー・ウッズ（米国）はトータル5アンダーでフィニッシュし谷口と同じく15位タイとなっている。


【2日目の順位（暫定）】
1位：ルイス・ウーストハウゼン(-12)
2位：マーク・カルカベッキア(-7)
3位T：ポール・ケーシー(-6)
3位T：リー・ウェストウッド(-6)
3位T：スティーブン・ティリー(-6)※
6位T：トム・レーマン(-5)
6位T：リッキー・バーンズ(-5)
6位T：ピーター・ハンソン(-5)
6位T：ミゲル・アンヘル・ヒメネス(-5)
6位T：グレアム・マクドウェル(-5)
6位T：ショーン・オヘア(-5)
6位T：レティーフ・グーセン(-5)
6位T：アルハンドロ・カニサレス(-5)※
6位T：ジン・ジョン(-5)※
15位T：タイガー・ウッズ(-4)
15位T：谷口徹(-4)他5名