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今の日本に足りないもの アメリカで通用するために必要なものは?【芹澤信雄のマスターズ】

今の日本に足りないもの アメリカで通用するために必要なものは?【芹澤信雄のマスターズ】

配信日時:2019年4月9日 12時30分

金谷選手は、アマチュアで出ている以上、予選さえ通過できればベストアマの可能性もある。松山選手と同じく、アジアアマで優勝した道筋もありますし、ベストアマを目指して頑張ってほしいですね」

■より多くの日本人選手がマスターズに出るには、何が必要?
「日本から出場するには世界ランク50位内に入ることが必須。そのために、日本ツアーを主戦場としているなら最低5勝は必要でしょうね。日本で賞金王になって、5勝を挙げて、2億円ほど稼げば50位内には入るのでは。今平選手は今回招待枠で出場しますが、昨年1勝しかしていないのがもったいなかったですね。アメリカで50位内を目指すにはポイントを獲得するのが日本より大変ですが、日本でやっているなら勝利数が重要」

■ただ、日本ツアーの試合数は少ない?
「本来は、もっと増やしてほしいですよね。試合数が少なすぎる。でも、だからこそアジアや欧州にどんどん行くべき。10年、20年前に比べて海外に行く選手が増えたのはそういうところ。谷原(秀人)選手も欧州にいっているし、宮里(優作)選手も欧州でシードを獲った。海外でチャンスを広げることが大事」

■米国ツアーで戦っていくのに、今の日本勢に足りないものは?
「まずは体格。180cmはないと厳しいでしょうね。世界に行って、ステージが大きくなるほどパワーは必要になってくる。ただしその中でも、しっかりと自分の筋を通すことも重要になってくる。自分の強みやプレースタイルにフォーカスして、自分を持っていないと戦えない。

また“勝ちグセ”をつけるというのも大事。松山選手は、大学4年間でいろいろな経験を積んできた。アジアアマでトップになって、マスターズに行って、体もしっかり出来てから米ツアーに行った。だからこそ米国では成功している。自分自身にしっかりフォーカスできる状態で、米国でもやるべきことをしっかりやれる選手が強いんです」

芹澤信雄
1959年11月10日生まれ、静岡県出身。1982年にプロ転向し、96年の「日本プロマッチプレー」など国内男子ツアー5勝。甘いマスクと明るいキャラクターで、テレビ番組でも人気者となる。藤田寛之宮本勝昌など、芹澤に教えを請うプロも多い。毎年マスターズのテレビ解説を行っている。

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