<WMフェニックス・オープン 2日目◇6日◇TPCスコッツデール スタジアムC(米アリゾナ州)◇7261ヤード・パー71>
面目躍如だ。大会通算2勝で優勝候補にも挙げられていた松山英樹が、8バーディ・1ボギーの「64」をマーク。トータル10アンダー・単独首位に躍り出てた。
前半13番でのバーディがビッグスコアののろしとなった。そこから18番までツアー自己ベストタイの6連続バーディでスコアを伸ばし、リーダーボードを駆け上がる。後半は2バーディ・1ボギーでまとめて、一気に2桁アンダーへ。コースとの好相性ぶりを見せつけた。
フェアウェイキープ率は71.43%((10/14)、パーオン率は66.67% (12/18)でともに初日を上回った。特にショートゲームが冴え、アプローチ、パットでスコアを組み立てた。
今大会はPGAツアー屈指の集客力を誇る一戦だ。「悪いショットを打てばブーイングもされる」という熱狂ぶりで知られるが、「すごいプレッシャーだけど、それがかえっていい方向に働いている」と、独特の緊張感を力に変えている。
スタジアムのようにギャラリースタンドに囲まれた16番パー3は、360度から声援が降り注ぐ名物ホール。「異様な空気。ティに立ったときは不思議な感じでふわふわするんですけど、終わったときは『もう終わったんだ』とまた不思議な感じがする。1ホールに2回ある」と表現する。
基本的にブーイングは「あまり聞こえない」という松山だが、「16番以外は(笑)」と言うほど、同ホールの熱量は群を抜く。今週はブーイングを浴びることなく、大歓声を背に頂点まで走り抜けたい。
