ALBA Net  ゴルフ
ALBA Net  ゴルフ
注目!
ツアー情報

「“ちょっとの差”…これを埋めるのがすごく大変」 姉妹通過の吉田鈴が“初QT”で姉・優利から得たもの

来季のレギュラーツアー前半戦出場権を獲得した吉田鈴が、今後の糧にする姉・優利の姿とは?

所属 ALBA Net編集部
ALBA Net編集部 / ALBA Net

配信日時:2024年12月1日 07時30分

ボーダーライン上といえる位置ながらQTを通過した吉田鈴(右)。姉とのプレーで感じた差を糧にする
ボーダーライン上といえる位置ながらQTを通過した吉田鈴(右)。姉とのプレーで感じた差を糧にする (撮影:福田文平)

11月29日まで行われていた、日本女子プロゴルフ協会のQTファイナルステージ(静岡・葛城GC 宇刈C)では、米国ツアーを主戦場にする姉・優利と、4度目の挑戦で今年のプロテストに合格した妹・鈴の吉田姉妹が、そろって来季のレギュラーツアー前半戦出場権を確保した。

やっぱり似てる? お姉さんとの2ショット【写真】

2人は開幕前日には練習ラウンドをともにし調整を進めていた。QTをトータル4オーバーの36位で終え、来年は“ルーキー”としてツアーを戦うことに妹にとって、トータル2アンダー・7位にスコアをまとめた姉のプレーを間近に感じられたことは今後の大きな糧になりそうだ。

「練習ラウンドを回っても、すべての部分で“差”を感じました。アプローチもパターも、すべてちょっとずつ(優利が)上回っている。その“ちょっとの差”を埋めるのがすごく大変だと思う」

初日こそ伸ばしあいの様相を呈した今年のQTだったが、2日目以降は葛城特有の強風が選手たちを苦しめた。終わってみれば、4日間の平均ストロークは『73.7415』(+1.7415)。鈴も2、3日目は「75」とスコアを落としたが、ツアー通算3勝の優利は一日たりともオーバーパーを叩かなかった。

4日間を終えた鈴は「すべては出しきれてないなと思います」と、その悔しさを語る。国内で過ごす予定のオフは、「ショットメーカーなので、いいところはもっと伸ばしたい。あとは決めなければいけないパッティングを1発で決める練習をしていきたい」ということを心がけていく。

一方の優利は、日米で参加する“2週連続QT”を戦うため、すぐさま渡米。5日からアラバマ州で行われる米国女子ツアーの最終予選会に出場する。2023年の「ワールドレディスサロンパスカップ」を制して得た3年間の複数年シードは、来年も米国で戦うことが第一になるため行使しなかったのだが、その選択により妹は大きな刺激を受けることができたとも言える。

「まずはちゃんとシードを取ること」。今年も8試合に出場するなど、プロテスト合格を目指してきたここ数年は、レギュラーツアーでの経験もしっかりと積んできた鈴。“ちょっとだけど大きな差”、これを埋めるため、冬にしっかりとクラブを振っていく。(文・間宮輝憲)

関連記事

【この大会のニュース】

読まれています

アマチュア・その他 週間アクセスランキング

ランキングをもっと見る

大会情報

  1. 国内男子
    開催中
    2025年12月4日 12月7日
    ゴルフ日本シリーズJTカップ
  2. 米国男子
    速報中
    2025年12月4日 12月7日
    ヒーローワールドチャレンジ
  3. DPワールド
    速報中
  4. DPワールド
    速報中
    2025年12月4日 12月7日
    ネッドバンクゴルフチャレンジ
  5. アマチュア・その他
    開催前
    2025年12月4日 12月8日
    LPGA Qシリーズ(最終予選)
  6. アマチュア・その他
    開催中
    2025年12月2日 12月5日
    JLPGAファイナルQT

おすすめコンテンツ

関連サイト