<INTLOOPグループ レディースカップ 最終日◇16日◇平川カントリークラブ(千葉県)◇6419ヤード・パー72>
ツアー前哨戦とも言える今大会で、プロ2年目の西澤歩未がホールインワンを達成した。
178ヤードの17番パー3。4番ユーティリティを一振りすると、ピン手前に落ちたボールがそのまま転がってカップイン。「転がって消えたんですけど、奥に行って被っただけかなと思っていました」と最初は半信半疑だったそうだが、ギャラリーがホールインワンを教えてくれたという。
西澤にとっては、これが人生初のエース。「最初はポカーンとしちゃって…」と、なかなか気持ちが追いつかなかったようで、次のホールのティショットも「足元がふわふわ」と心境を明かした。このエース達成により賞金100万円をゲットしたのもうれしい。「旅行好きなので、ぜいたくな旅がしたいです」と、賞金の使い道にも夢が膨らむ。
ミズノ契約選手の西澤が使用した4番ユーティリティは『ST-Z 230』。「このユーティリティはすごく良くて」と、2023年の発売以降エースとして使用している一本が大仕事を成し遂げた。
ちなみにドライバーは、同社の新製品を早速バッグイン。発売を1年延期してまで完成度を高めた同社の自信作で、衝撃を受けると柔らかくなる特性を持つナノアロイを世界で初めてフェースに採用したのが最大の特徴。これにより、同社史上最高レベルのボール初速を実現したという。
2機種あるなかで、やさしいモデルに位置づけられる『JPX ONE』を早速実戦投入したが、「ラフに行くことが無く、自信を持って振ることができた」と信頼を寄せる。さらに、ウリでもある初速も実感しており、「暖かくなって使うのが楽しみです」とも話した。
2日間のトータルスコアはイーブンパーで、結果は3位。「アマの方とまわって試合というのも新鮮ですし、最終日は4人で試合さながらの中でプレー出来るので、開幕前の良い機会でありがたいです」。ツアー前哨戦とも言える大会で実戦感覚を養い、さらにエース達成という景気づけも加わり、充実の2日間となった。
開幕時のQTランクは182位で、今季はステップ・アップ・ツアーが主戦場となる。「去年は優勝争いはありましたが、優勝には届きませんでした。まずは1勝を目指して頑張りたい」と力を込めた。(文・齊藤啓介)
