11月3日(火)から茨城県・静ヒルズカントリークラブで行われるJLPGA最終プロテスト。ここではALBA Net編集部が選定した注目選手を紹介する。今回は大阪府出身の22歳・山本唯依(やまもと・ゆい)。
武器は思い切りよく振り抜くドライバーだ。今年は長年の課題だったパッティングに正面から向き合った。多い日は1日3時間をパター練習に充てた。その成果が出たのが4月、マイナビネクストヒロインゴルフツアー第3戦「CRÉATION DREAM CUP」だ。6バーディ・ノーボギーの「66」で島田紗と並び、プレーオフ2ホール目で2.5メートルのパーパットを沈めて初優勝。ネクヒロ史上2人目のアマチュア優勝を飾った。
昨年の「日本女子アマ」では、3日目を終えて首位タイに立った。最終日に伸ばせず8位に終わったが、日本一に手が届く位置まで来た。
大阪学院大高では川﨑春花の1学年後輩にあたる。プロテストは2022年から挑み、2024年は初めて最終プロテストに進んだが、合格ラインに4打届かず52位。昨年は2次予選で敗退した。今年は1次予選を7位、2次予選を29位で通過し、2年ぶりに最終の舞台へ戻ってきた。
3歳でゴルフを始め、小学4年生でプロになると決めた。母方の祖父・中礼政博さんは元南海ホークスの投手。引退後はプロゴルファーを目指したが、プロテスト合格はかなわなかった。そのため孫には「ゴルフは楽しくやったほうがいい」と言い続け、プロ入りには反対していた。それでも試合の結果はいつも気にかけてくれた。祖父は数年前に他界している。
最終プロテストは4日間72ホールで争われ、上位20位タイまでが合格となる。前回は4打足りなかった。祖父がたどり着けなかったプロの世界へ。今年こそ約束を果たしにいく。
【過去のプロテスト成績】
2022年:2次予選91位
2023年:2次予選36位
2024年:最終プロテスト52位
2025年:2次予選53位
2026年:1次予選7位→2次予選29位
