11月3日(火)から茨城県の静ヒルズカントリークラブで行われるJLPGA最終プロテスト。ここではALBA Net編集部が選定した注目選手を紹介する。今回は愛知県出身の23歳・木村葉月(きむら・はづき)。
一番の見どころは、海外で磨いた対応力だ。今年は1月から3月末まで豪州ツアーに参戦した。ホームステイをしながら8試合に出場し、最高成績は3位タイ。この成績が評価され、6月末から7月にかけて欧州下部ツアーに推薦で3試合出場した。スウェーデンとイギリスを1人で転戦し、レンタカーの運転も自らこなした。
国内では6月、ツアー外競技のマイナビ ネクストヒロインゴルフツアー第8戦「PIM Ladies Tournament」でデビュー。9月の第11戦「マイナビカップ」では4位タイに入った。プロテストは1次予選が免除で、2次予選は初日に「66」をマーク。トータル10アンダーの14位タイで最終に駒を進めた。
11歳のとき、父の影響でゴルフを始めた。以来、JLPGAの理事を務めた経験を持つ浅田真弓に師事している。竹田麗央らと同じ2003年度生まれの“ダイヤモンド世代”。武器はショット力で、得意クラブはドライバーだ。平均飛距離は240ヤード。師匠は「とにかく曲がらない」とその精度を評価する。昨年は日本での予選会で補欠となったが、繰り上げで「全米女子オープン」に出場した。予選落ちに終わったが、世界のレベルを肌で知った。
海外を渡り歩いたこの一年で、コースへの好き嫌いはなくなった。静ヒルズCCについては「得意という印象も、苦手という印象もない」と話す。課題に挙げるのはパッティング。2次予選は3日目から手が動かなくなったといい、仕上げのポイントになる。
最終プロテストは4日間72ホールで争われ、上位20位タイまでが合格となる。昨年は23位で、合格ラインに1打及ばなかった。今回が6度目の挑戦。将来の目標は米女子ツアーだ。自らを「コツコツ型」と語る23歳が、1打の差を埋めにいく。
【過去のプロテスト成績】
2021年:2次予選42位
2022年:2次予選37位
2023年:最終プロテスト72位
2024年:最終プロテスト52位
2025年:最終プロテスト23位
2026年:1次予選免除、2次予選14位タイ
