<JLPGA最終プロテスト 最終日◇7日◇静ヒルズカントリークラブ(茨城県)◇6462ヤード・パー72>
ツアー外競技「マイナビ ネクストヒロインツアー」でポイントランキング首位を走る久世夏乃香は、初日は3アンダーの3位タイで滑り出し、第3ラウンドの後半まで順調なプレーを続けていたが、その後、まさかの失速。6年連続6度目の最終プロテストでも悲願達成はならなかった。
第3ラウンドの14番パー5から大きく崩れた。「2打目は池に届かないクラブを持つつもりだったけど、バーディが欲しくて、少しでも近くに行こうとちょっと大きい番手を持ってしまいました」。右の池を気にして打った一打は左の林へ。3パットも重なり、痛恨のダブルボギーを叩いた。
「予定が狂った感じがすごくて、どうしていいか分からなくなってしまいました」。15番ボギー、17番ダブルボギーと4ホールで5打を落とした。巻き返しを誓った最終日も悪い流れは変わらず、ここ数年ほとんど叩いたことがない「80」でトータル8オーバー・65位タイ。「きのうが一番悔しかった。きょうはもう涙も出ません」と肩を落とした。
「今年は調子が良かったし、コースも好きだった。6回やってこれだったら、何をやっても無理って思っちゃうけど、これからも続けていきたい。何かを変えなくちゃいけないので、メンタルを習おうかなと思います」。ショッキングな結果となったが、7度目の挑戦へ、闘志は失っていない。(文・田中宏治)
ネクストヒロインツアーでプレーする主な不合格者のコメント
木村葉月 トータルイーブンパー・22位タイ(2年連続の1打落ち)
「難しいですね、あと一打が。体が思うように動かなくて、3パットも増えてしまって…。合格して、いい1年だったと言えるようにしたかったけれど、頑張ってこられた1年ではあったかなと思います。歩みを止めなければ、道は開けると思うので、そこに向かって頑張りたいです」
飯島早織 トータル4オーバー・38位タイ
「ショットの調子が良くないなか、伸ばさなきゃいけないけれど、ピン位置が難しかったので、スコアを落とす恐怖が先に来て自分のゴルフができませんでした。9、10番の連続バーディで“あるかも”と思ったけれど、14番で池に入れてしまって…。なんでここで池に入れるんだって自分に呆れました」
宮内美空 トータル5オーバー・41位タイ(直前のネクヒロで優勝)
「2日目までにダボ2回、3パットが3回あったんですけど、振り返るとそれがプレーの流れを悪くしてしまったなと感じます。マネジメントのミス、番手選びのミスが積み重なって、この結果に終わってしまった。このミスをしっかり分析して、また来年のプロテストにつなげられたらと思います」
森田乃愛 トータル11オーバー・72位タイ
「初日のスタートでやらかしたって感じですね(5ホールで5オーバー)。逆球が出て、そこに対応できず、厳しいライからピンを狙ってしまってボギーが続きました。やらなきゃいけないことだらけだと、この4日間ですごく思ったので、これからの1年間を無駄にしないように頑張ります」
越田泰羽 トータル13オーバー・90位で最終日に進めず
「最終プロテストに調子を合わせられなくて、そのなかでもスコアを作っていかなくちゃいけないのに、キレイなゴルフをしようとし過ぎてしまったなと思います。悔しい気持ちはありますけど、そこまで落ち込んではいないです。もっと良くなるための課題が見つかったので、前を向いて、来年までにやるべきことをやろうと思います」
星野瑠菜 トータル17オーバー・98位タイで最終日に進めず
「(1か月前に右足首を捻挫し)3週間くらいゴルフができない時期があったので、私の不注意ですね。今年でラストの覚悟だったので、これからのことはちょっと考えます。ネクヒロのツアーファイナル(19日~)には出るつもりですけど、今の状態のままだったら人様に迷惑をかけるので、できるだけ調整して頑張ります」
