丹萌乃は“ひさしぶり”に感激も…「勝ちたいが強くなった」【ルーキーたちの2022年】

昨年11月のプロテストに合格した21人による「JLPGA新人戦 加賀電子カップ」が9日まで千葉県のグレートアイランド倶楽部で行われた。ツアーに本格参戦した2022年をルーキーたちはどのように過ごしたのか？　会場で、課題や収穫、そして来季への思いを聞いた。

94期生の頂点に立って笑顔の川崎春花【写真】

■藤田かれん（15位タイ・+4）
「いろいろ挑戦した1年で得たものもあるけど、収穫しきれていないものばかりでした。オフを充実させて、来年初優勝を挙げられるよう頑張りたい。気持ち的に、どこか弱いところがある。そこを強くしないとチャンスをものにできないと思うので、メンタルを強化したいです。来年はステップ（・アップ・ツアー）で初優勝することが目標。いい報告ができるように頑張りたいです」

■星野杏奈（17位タイ・+5）
「うまくいかないことばかりで苦しい一年でした。オフは体重を増やすことが目標で、今の44キロを48キロくらいまでもっていきたいです。来季はステップ優勝を目指したい。今季は予選通過をするか、しないかというところだったので、安定してそこは通過していきたいです」

■丹萌乃（17位タイ・+5）
「ひさしぶりに試合に出られることが最初はうれしかったけど、優勝争いをいくつかしてから勝ちたい気持ちが強くなりました。後半に調子を崩してQTも良くない結果で終わった。悔しい1年でしたね。オフは体力作りから始めて、アプローチ、パーオン率を改善したい。来年はステップの賞金女王を目指します。QTは受けないように（笑）」

■桑山紗月（19位タイ・+7）
「（今季ステップ1勝も）最後は悔いの残る結果になりました。オフは年間通して戦える体と、常に上位にいる強い選手になりたいです。今、手首と左足首をケガしているので、まずはそこをしっかりと治して。来季はステップで2勝以上して、賞金ランク2位以内でレギュラーの出場権を得ることが目標です」