■尾関彩美悠(おぜき・あみゆ)
2021年の「日本女子アマ」を制し、同年11月のプロテストではトップ合格。その年のQTでも注目選手の一人だった。
3日目を終えて17位タイ。このままレギュラーツアーへひた走るものと思われたが、最終日にまさかの「79」を叩くことに。結果的にQTランク58位と、一気に試合数が制限される立場になった。
ルーキーイヤーの春先は、やはりステップにも出場しながら、推薦も駆使してレギュラーにエントリーしていた。スタートから5戦中4試合で予選落ちするなど苦しみもしたが、「リゾートトラスト レディス」5位タイ、「宮里藍 サントリーレディス」8位タイなど徐々にフィット。第1回リランキングでは28位と優先出場順位を大きく上げた。そして9月の「住友生命Vitalityレディス 東海クラシック」でツアー初優勝。MR42位で、初のシード獲得にもつなげた。
■岩井千怜(いわい・ちさと)