以上をまとめると、今回のQTで30位前後までに入れば前半戦フル出場が見込めそうだが、仮に60位以下になったとしてもビッグタイトルに挑戦することはできそう。ウェイティングからの出場を考慮するともう少しボーダーが下がる場合もあるが、QTランクだけをみると、19年の前半戦17試合中41位以下の選手が出場できた試合は11試合。これが51位以下になると5試合まで激減する。
今回、最終ステージに出場している選手はQTランク96位以上が確定している。この順位であれば最低でもステップ・アップ・ツアーの出場権は確保できる見込み。来季の出場試合が“ゼロ”という事態は避けられそうだが、とはいえレギュラーツアーの出場権をできるだけ多く確保することがこの4日間のミッションとなるのは言うまでもない。