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現在開催中の最終QT…何位までに入れば来季前半戦に“フル出場”できる? これまでのケースを参考に予想!

現在開催中の最終QT…何位までに入れば来季前半戦に“フル出場”できる? これまでのケースを参考に予想!

所属 ALBA Net編集部
間宮 輝憲 / Terunori Mamiya

配信日時:2021年12月1日 15時00分

ベテラン、中堅、若手がしのぎを削るQT ずばり“ボーダーライン”はどうなる?
ベテラン、中堅、若手がしのぎを削るQT ずばり“ボーダーライン”はどうなる? (撮影:福田文平)
<JLPGAクォリファイングトーナメント 最終ステージ 2日目◇1日◇葛城ゴルフ倶楽部 宇刈コース (静岡県)◇6412ヤード・パー72>

来季の前半戦出場権が争われるQTの最終ステージが、11月30日から行われている。ここで割り当てられたQTランクをもとに2022年レギュラーツアーの優先出場順位が決まるわけだが、いったい何位までに入ると“出場権確保”といえるのだろうか?

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それを予想する前に、あくまでも今回のQTで決まるのは、来年の第1回リランキング(前半戦)までの出場権。シード選手とは異なり、仮に1位通過してもフルシーズンを戦うことはできない。ただ前半戦と呼ばれるこの期間だけでも20試合近く行われるため、やはり出られるか、出られないかでは大きな違いとなる。

では実際、QTでどれくらいの位置につければ、前半戦に“フル出場”できるのか。日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)のデータによると、今年、最もQTからの本戦出場が少なかったのが「ダイキンオーキッドレディス」と「Tポイント×ENEOSゴルフ」で、最終的にQT41位までの選手しか出場できなかった。ただ、この時期は出場できない外国籍選手も多かったため、そのほかの大会をみても例年よりQTから多くの選手がエントリーできていた状態。それゆえ、これよりも来季のボーダーラインは上がりそうだ。

そこで通常通り行われた19年シーズンを参考にしてみよう。最もQTからの本戦出場が少なかったのが出場枠108人の開幕戦「ダイキンオーキッドレディス」で、ここは最終的にQTランク34位の選手まで出場権がおりてきていた。続いてQTからの出場が少なかったのが「ほけんの窓口レディース」で、ここはQT35位までが出られた。さらにイ・ボミペ・ヒギョン、黄アルム(いずれも韓国)には、「入国制限保障制度」により来季保障試合数の残りがあるため、序盤はその分の枠が割かれることになる。これらを踏まえると“30位前後”までに入ること安全圏といえそうだ。

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