「PGAティーチングプロ選手権大会ゴルフパートナーカップ2020」がいよいよ6日に開幕する。一次、二次の地区予選大会を勝ち抜いてきた124名が全国から集まり、日本一上手いティーチングプロの称号をかけて戦う。出場者リストには“QP”こと関雅史や、今年のPGAティーチングアワードで優秀賞を受賞した大山トギの名前も。もしかしたらあなたのよく知っているティーチングプロも出場しているかもしれない。そこで注目選手の1人、31歳の菅原大地に話を聞いた。
ティーチングプロの戦いは、独創的な練習器具だらけ!?【写真】
菅原は昨年1月からYouTubeチャンネル『DaichiゴルフTV』を開設し、現在チャンネル登録者数22.4万人を誇る人気YouTuber。ゴルフをテーマとした他のYouTubeのチャンネル登録者数は、『UUUM GOLF-ウーム ゴルフ-』が56.2万人、『三觜喜一MITSUHASHI TV』が28.4万人、『ゴルフTV山本道場』が22万人、『ringolf - リンゴルフ』が17.7万人、『45 GOLF - 片山晋呉チャンネル』13.7万人ということからも、菅原の動画がいかに人気かがわかる。
菅原が2年弱の間にアップした動画は603本。18ホールをパター1本で回って100切りに挑戦したり、自身がレッスンのテーマに掲げている、力がなくても飛ばせる『最大効率スイング』についてのレッスン動画もある。そんな全国にファンを持つ有名人の菅原だが、競技者としての顔も持っている。15年にはツアープロも出場する「神奈川オープンゴルフ選手権」で10位タイに入った。今大会は7度目の出場となる。
「普段はゴルファーの上達をサポートする脇役の立場ですが、大会中は自分が主役のプレーヤーに戻れる瞬間でもあります。なぜか1、3、5、7回と(自身が出場した)奇数大会では選手権決勝まで進めています。今年は自分自身でもスイング改造をしながら調整をしてきたので、決勝に進めたことはとてもうれしいです。あとは今の自分の力を出し切るだけです」