岡山県の倉敷スポーツ公園で「2025年 渋野日向子杯 第4回岡山県小学生ソフトボール大会」決勝大会が開催されている。主催を務める渋野日向子が始球式に登板し、日本代表選手とガチンコ対決を行った。
午前8時30分から行われた開会式で、渋野は「まさか4回目ができると思わず、たくさんのご参加、本当にありがとうございます。みんなのパワー、笑顔、そして力強さ、元気強さで、曇り空を吹っ飛ばしてくれるとうれしいです。最後まで悔いの残らないように、頑張ってください。まずはケガのないように、楽しんでいきましょう!」とあいさつ。開会式後にはスナッグゴルフやゴルフ教室で子どもたちと触れ合った。
10時50分には決勝戦に先立ち、恒例の始球式に登板。朝から小雨が降っていたが、このときは曇天も、雨は上がった。第1回から4回連続でゲスト出場する、2021年「東京五輪」金メダリストの原田のどかさんとの対決。これまで一ゴロ、三邪飛、中飛と渋野が完ぺきに抑えていたが、今年はカウント2-2から外角低めの球を完璧にとらえられて左中間にサク越えの本塁打を被弾。初めての“負け”となった。
打たれた瞬間、渋野は頭を抱え、原田さんはしてやったりの表情でガッツポーズ。笑顔でベースを回る原田さんに、渋野は笑顔で拍手を送った。
現役時代に“女イチロー”の異名を誇った山田恵里さんは、残念ながら欠席となった。
