米国女子メジャー「全米女子オープン」の2日目。初日首位のナ・イェン・チョイ(韓国)が3つスコアを落とし、2位タイでスタートしたロレーナ・オチョア(メキシコ)も“79”と崩れる中、首位に立ったのは2007年大会で優勝しているクリスティ・カー(米国)。そのカーを1打差で追うのがポーラ・クリーマー(米国)となった。
桃子、ショットが乱れ48位タイに急降下… 2日目結果
1オーバー12位タイでスタートしたクリーマーは、たくさんのギャラリーから声援を受け前半でスコアを2つ伸ばして後半のプレーに突入。難コースに手を焼く場面もあったが、最終18番では長いバーディパットを沈めギャラリーを沸かせた。5バーディ・2ボギーのラウンド。メジャー初制覇を狙える絶好の位置につけて2日目を終えた。
先週開催された「ジェイミー・ファー・オーウェンズ・コーニング・クラシック」はディフェンディングチャンピオンとして臨むはずだったが、左手親指のケガで無念の棄権。今大会はアイシングと薬で痛みを止めているという。
ツアー8勝、世界ランキング4位のクリーマーだが、いまだメジャーとは縁がない。昨年の全米女子オープンでは3日目まで優勝争いを演じるが、最終日に崩れビッグタイトルを逃している。誰よりも今大会にかける思いが強いクリーマー。悲願のタイトルを手にするため残り2日、全力でプレーする。
