米国女子メジャー「全米女子オープン」がペンシルベニア州にあるソウコンバレー・カントリークラブで開幕。長い総距離に加え、速い上にアンジュレーションがあるグリーンというタフなセッティングに、大会前の予想通り初日は我慢比べとなった。
桃子の写真特集!美人女子プロ写真館
初日を終えナ・イェン・チョイ(韓国)が3アンダーで首位、1打差の2位タイにクリスティ・カー(米国)、ロレーナ・オチョア(メキシコ)らがつけた。日本勢は上田桃子が1オーバー12位タイ、不動裕理が2オーバー26位タイ、宮里藍は3オーバーの37位タイとなっている。
INスタートの上田は出だしの12番パー5をボギーとすると、短いパー4の16番でもボギーを叩き2オーバーで前半を終える。後半の1番パー5でこの日初のバーディを奪うも2番、3番と連続ボギー。難コースに思うようなゴルフをさせてもらえない。それでも粘りのゴルフで6番、8番でバーディを奪う巻き返しを見せ初日1オーバーでホールアウト。首位と4打差の12位タイと上々のスタートを切った。
上田は今季米ツアー11試合に出場してトップ10フィニッシュもなし。好調の宮里藍、宮里美香に遅れをとっていたが、大舞台で発揮される持ち前の気持ちの強さでタフな初日を耐え抜いてみせた。昨年13位と躍進した今大会で、苦しい戦いが続いた今シーズンの巻き返しを図ることが出来るか注目だ。
