米国女子メジャー「全米女子オープン」がペンシルベニア州にあるソウコンバレー・カントリークラブで9日(木)に開幕を迎える。強豪ひしめく米国女子3つ目のメジャーには、7人の日本人選手が出場。米ツアーを主戦場とする宮里藍、上田桃子、大山志保、宮里美香の4人に加え、福嶋晃子、不動裕理、予選会で出場権をつかんだ佐伯三貴が女子ゴルファーの頂点を争うビッグトーナメントに挑む。
藍、桃子ら米国で戦う撫子達の写真満載!女子プロ写真館
現在賞金ランキング19位の宮里藍、ルーキーながらたびたび優勝争いに絡む活躍をみせている宮里美香の躍進に期待がかかるが、今大会の舞台は6,740ヤードの長さを誇るソウコンバレー・カントリークラブ。メジャーらしいタフな戦いが予想され、粘り強いゴルフが出来るかがカギとなりそうだ。ショットの飛距離が出る上田や福嶋がこのモンスターコースをどう攻略するかにも注目したい。本戦を翌日に控えたこの日も各選手精力的に練習ラウンドをこなし、大舞台に向けての最終調整を行った。
昨年は韓国のインビー・パークが19歳11か月の史上最年少優勝を達成。今季も申ジエを中心に躍進を続ける韓国勢がメジャーを制すのか、それともロレーナ・オチョア(メキシコ)、ポーラ・クリーマー(米国)ら実力者がが力を見せ付け栄冠を手にするのか。いよいよ白熱の戦いの幕が開く。
