＜LPGAコーニング・クラシック　最終日＞◇24日◇コーニング・カントリークラブ(6,223ヤード・パー72)

　ニューヨーク州にあるコーニング・カントリークラブで開催された、米国女子ツアー「LPGAコーニング・クラシック」の最終日。首位タイでスタートした宮里美香は、最終組でプレーしスコアを2つ伸ばすが、優勝には届かず4位に終わった。また11位タイでスタートした宮里藍も、スコアを4つ伸ばし5位タイに入る健闘を見せた。

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　米ツアー挑戦1年目で早くも優勝のチャンスが巡ってきた宮里(美)は、最終組でカン・ソーヨン(韓国)と同組でスタート。緊張からか1番でいきなりボギーを叩いてしまい、その後も波に乗れないプレーが続いた。7番でようやくバーディを奪った後、9番でもバーディを奪い前半はスコアを1つ伸ばして折り返した。しかしチャージをかけていきたかった後半は、12番でバーディを奪っただけで、それ以上はスコアを伸ばすことができない苦しい状況。結局、先にトータル21アンダーでホールアウトしていたヤニ・ツェン(台湾）に追いつくことができなかった。
　
　11位タイからスタートした宮里(藍)は、序盤から着実にバーディを重ね前半でスコアを2つ伸ばす。同じく後半もスコアを2つ伸ばし、この日は4アンダーで回りトータル17アンダー。5位タイでホールアウトし、今季4度目のトップ10フィニッシュとなった。

　39位タイでスタートした上田桃子は、1イーグル・7バーディ・3ボギーとスコアを5つ伸ばしてトータル13アンダー。ミシェル・ウィー(米国)らとともに、26位タイに終わっている。

　優勝したツェンは、2008年の「マクドナルドLPGA選手権」以来となるツアー2勝目。2位タイは最終日にチャージをかけトータル20アンダーとしたポーラ・クリーマー(米国)と、宮里(美)と同組でラウンドしたカン・ソーヨンとなっている。